環境マネジメント

ISO14001の運用状況

大正製薬では、2010年度より、工場ごとに認証取得していた環境マネジメントシステムを生産本部として統合し、運用を開始しました。2018年の定期審査では、1件の観察事項がありました。

また、内部環境監査では、単なる「システム監査」ではなく、パフォーマンスからシステムを見る「パフォーマンス監査」や「環境リスク監査」に取り組んでいます。また、監査員のレベルアップも図っています。

ISO14001審査実施状況

事業所 認証統合年月 審査年月 指摘事項
軽微不適合 観察事項
生産本部 2011年1月 2018年11月 0件 1件

環境リスクマネジメント

2008年度より環境に関する緊急事態に備え、適切な体制・手順書などを準備し、全社での危機管理体制を整備する目的で、以下のガイドラインを策定しています。

  • 「環境汚染特別危機対応ガイドライン」
  • 「環境汚染特別危機時系列行動計画」

なお、生産本部では、ISO14001のシステムを活用して環境リスクに対する体制を整備しています。

緊急事態への対応訓練

化学物質の漏えいや引火などによる爆発・火災を想定した緊急事態への対応訓練を行い、対応方法の習得と問題点の抽出・改善を継続的に行っています。生産本部では、毎年、夜間や休日など、暗所・作業者が少ない状況で緊急事態が発生した場合を想定した訓練なども併せて実施しています。

環境法規制の遵守

大正製薬グループでは、環境マネジメントシステムのもと、環境法規制や条例の遵守に努めています。2018年度は、環境法規制違反や行政処分、訴訟、罰金に関わる事象はありませんでした。

環境教育・啓発

集合研修

生産部門では、ISO14001の仕組みに従って、各工場で作業者全員に対して環境教育を実施しています。

事務部門においては、昨今、人間の経済活動の活発化に伴って発生する温室効果ガスによる地球の気候変動や廃棄されるごみ問題などに関して多く報道されていることを踏まえ、地球を取り巻く環境問題について、エネルギーの有効利用、販促品の廃棄に関わるリスクや廃棄物処理法への順法性について説明し、担当者の法令順守意識向上に努めています。

本社・支店においては、継続して環境教育を実施しています。2018年度は、11月に中日本支店金沢事業所(金沢市)において「省エネルギーの取り組み」と「地球温暖化防止」に関して教育を行いました。今後も環境教育を継続的に実施し、従業員の環境意識の向上および法の順守に努めていきます。

地球温暖化防止についての講義の様子
「地球温暖化防止」についての講義の様子
省エネルギーの取り組み
省エネルギーの取り組み

環境月間

2002年度より毎年2月を、さらに2009年度より7月を環境月間と定め、環境に関する様々な活動を行っています。

2018年度の「冬の環境月間~2月」では、前年度に引き続き、全社の取り組みとしてイントラネットを利用した「あなたはエコピープル?」を実施し、この検定と同等の問題を作成し、従業員に回答してもらいました。参加者の回答を分析した結果、当社グループ従業員の環境関連知識は、eco検定受験者とほぼ同等であるという結果になりました。

「夏の環境月間~7月」では、生産本部において、環境活動の自主性を高める目的で、職場ごとに独自に環境活動を考え実践するという取り組みを行いました。一例として、職場で「環境キャンペーン」を展開し、社内や家庭での環境活動推進やエコ通勤を奨励する活動、工場周辺の清掃活動など、職場が一体となり環境意識を高めていく取り組みが行われました。

※ "エコピープル"とは、東京商工会議所および施行商工会議所が毎年2回実施している「環境社会検定試験(通称:eco検定)」~社会と環境を考える"人づくり"あるいは"持続可能な社会"の促進を目指したもの~に合格した人の呼称です。

2018年度に実施した環境月間の取り組み
  • 環境クイズ
  • 通勤ノーマイカーウィーク(年2回)
  • ライトダウンキャンペーン(夏至の日、クールアース・デー)
  • 「あなたはエコピープル?」
  • 職場ごとの独自の環境活動

グリーン購入

インターネット購買システム

2005年度から消耗品のインターネット購買システムを導入しています。購買カタログには、環境に配慮した製品が優先的に掲載されており、グリーン購入の推進につながっています。

自動車のグリーン購入

大正製薬グループの営業活動で使用している営業社有車は680台(2019年3月末現在)で、順次低公害車への切り替えを進め、2011年度に全ての営業社有車が「排出ガス2005年の認定基準75%以上削減」となりました。

2008年度からは、一部にハイブリッド車を導入し、さらに2013年度からは、主力であった1,500ccクラス車をより排気量の小さい1,200ccクラス車に置き換えることで、燃費の向上を図っています。

今後は、エコドライブの実践などで、さらに環境負荷を低減していきます。

営業社有車のグリーン購入の割合(2019年3月末現在)
台数 割合
総台数 680  
排出ガス 2005年認定基準 680 100%
75%削減(新☆☆☆☆)ハイブリッド 4
75%削減(新☆☆☆☆) 676
50%削減(新☆☆☆) 0
その他 0 0%